2016-05-22

5月22日 ハレノバの魔法

今朝は鏡のような海と晴れ晴れとした空、あまり似気持ちよくて仕事はたくさんあるから海に出る暇はないけどとりあえずちょっと散歩。なかなか見つけられない会(それも黒いもの)を見つけ、なんだか今日はすべてがうまくいきそうな予感。

昨日はまたもやハレノヴァマジックを経験。このカフェは極楽寺の駅からすぐの奥まったところにあり、知らなかったら絶対に気づかない場所。隠れ家カフェとしてカフェ坂の下が流行りすぎて30人待ちの行列ができるほどになり、もはや隠れ家でなくなってしまったので、オーナーが新しくリアル隠れ家カフェとしてオープン、隠れ家というほどひっそりはしてないけど知ってる人がリラックス、いい時間を過ごすために来るくらいの落ち着きと静けさはあり、何よりドーナッツもご飯も美味しい。
そしてどんな魔法を持ってるかというと、ここに来ると必ずなんだかずっとあってなかった人、前から会いたいと思っていた人に、ばったり会うことになる。


(ビッグウエイブに乗る67歳だったかなには全く見えない先生。波がない時でも泳いで10キロの砂袋持ってビーチ歩いているそうです、体見れば納得)
先週行ったときに偶然自然美容家まいちゃんと骨盤矯正の増子先生に会い、その場で予約、今回は腰を直してもらうために行ったのだが、ギャラリーで展示しているのが友人のナオミくんのアートだった。ナオミくんにも会いたいけど会えないから彼のアートの前で写真撮ろうーなんて言ってたら突然入ってきた元気な男の子がナオミくんで、向こうもびっくり。

やっぱりハレノバは人を引き寄せる。おかげで彼に会えただけでなく展示されていた彼のアートの背景にあるストーリーを聞かせてもらえた。それがまたとっても素晴らしかった。

彼はもう随分長い間GO ORGANIC というプロジェクトでオーガニックコットンを使うべき理由、農薬を使ってコットンを育てることがどれだけ環境に大きなダメージを与えているかを伝えながらシルクスクリーンプリントをしてあげるようなイベントなどを繰り広げている。
そんな彼がオーガニックコットンを実際に作っているインドへと旅し、自分のTシャツが実際どこでどのように作られているものなのかを探る行く旅に出た。普段遊んでいる河口からその源流をたどるようなものかな。
インドに飛行機で行ってそこからもまた飛行機やバスで何時間もかけてたどり着いた何もない村、そこで手で綿を積み、手で紡績しながらタダのような賃金をもらい本当にシンプルな暮らしをし、しかしながらなんだか幸せそう。東京でTシャツとなった状態になると上乗せする金額はずっとずっと多いけど、それでも利潤が低い足りない、これでは無理とみんな不安ばかりが募っている、なんでもある豊かな社会なのにみんな不安げ、そんな矛盾などを感じながらいろいろ旅し、いろんな人に出会ってきた頃で自分の作風まで変わったらしい、今回の展示されたアートも、彼に説明してもらわなかったら、インドの旅からインスピレーションをもらっていたことすら私には想像できなかったけれど、こうやって彼のストーリーや何をイメージしてその作品が出来上がったのか聞いたら、作品ぞれぞれガトーってもストーリー性を持ち、さらに深い重みを持った。あえて、話を聞けてよかった。そして彼と再会させてくれたハレノバ、ありがとう。

そんなわけで溜まった仕事をやりながら、痛む歯を抑えながら、なかなか会えない家族との時間を慈しみながら(特に姪っ子と甥っ子を見ていられる時間は最高)の週末だった。
来週も頑張ろうというエネルギー充電できた気がする。

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