2013-02-27

2月27日 Passion is the biggest fuel.

たくさんやることがあってばたばたしているけど忙しいと言って心を亡くしては(と書いて忙だから)い
けない、と思うのだがやりたいこともやるべきこともたくさんある。
未だに満月の光は明るく、その影響が睡眠に来てる。3時過ぎに起きてしまうけれど、今日はやることがたまってるのでそのまま仕事を始めた。

風は朝から結構吹いてる.10時にハイクのゴヤへ.日本からゴヤのディーラー東山君が来ているので打ち合わせのお手伝い。こうちゃんとクアトロのミーティングもそうだけどみんなが同じようにウインドを心から愛し、現役で波をチャージし、ブランドを大事にしているのでビジネスもお互いの理解があり、細かい説明などが必要ない.いい関係だとビジネスも話が早いしお互い協力的で間に入っても心地よい。なんだか来年のゴヤはいろいろ楽しみな感じ。

ミーティングが終わってから3時の次のミーティングまでちょっとだけでもカイトをしようと思ってレインズに向かったが、実はほんとはそんな暇がないくらいたくさんのやるべきことがある。風は強く波はそれほど大きくなくストーミー、これなら今日頑張って明日良くなったときに乗った方がいいかなと思い、今日はカイトを断念して帰宅。

その後は原稿書いたり、生地をザクザク切ったり。
去年の秋、日本から帰って来てからすぐ、体の故障などで海にほとんどでられない時期が2ヶ月ほどあった。極度に落ち込んでいて、朝起きても海にいけないし、楽しみがないから早起きをする気になれない、起きてもだるいし、体が痛いし、海にも行けないから引きこもる。どんどん悪循環になり筋肉は落ち、食欲もなくなり、痩せて力はなくなり、なんだか海にはいれる気がしなかった。ベッドに寝たまま落ち込んで、こんなに時間を無駄にしていいんだろうかと罪悪感派あるのに何もやる気になれない、友達に会うことすら苦痛な日さえあった。
大事な時間をこんなに無駄にしてと思っていたけれど、こういう時間もきっと何か意味があるものなのだと励ましてくれる友人もいた。一緒にいてもうざったいだけだっただろう私のところに面倒くさがらずに立ち寄り、私を家から引っ張りだしたり、必要なものを持ってきたり、あるいはただそこにいておしゃべりしたりしてくれた。そんなみんなの友情が嬉しくて、だからこそ早くこの悪い循環を抜け出して体を直して動けるようにならなくちゃと心から思っていた。時間はかかったけど、彼らのおかげで抜け出せた気がするし、まだ完璧ではないが体の方もあまり気にせずに海にいけるほどには回復してきている。
あんなにだらけて無駄に時間を過ごしたと思っていたけど、海に入れなかったぶん、海で貝や流木を拾ったりから始まり、それで何かを作ったり、昔やっていた水着づくりをまたやってみようかなーなんてアイデアをかんがえたりしていた。
それがきっかけで水着を作りたいという友人と一緒にちょこちょこ作り始めている。フレームも、小物も、貝細工も水着もどんなものでも作ることってとってもヒーリングに繋がる行為だと思う。絵を描いたり歌ったりもそう。
楽しいことだとやる気が出てくる。わくわくすることだと辛くても頑張れる.好きだったら辛いときも乗り越えられる.(だからあんな雪山でビバークするクライマーがいたり、大波で巻かれて死にそうになっても沖にパドルアウトするサーファーがいるのだ)
他の人が見たら、あんなことしてばかみたい、と思うかもしれないことでも自分が楽しかったり、ハッピーになれればそれでいいのだ。そしてそれがなかったら辛いことはただの辛いことになって、続かない。続けたらしんどすぎて病気になったりストレスがたまったりしてしまう。

どんなことでもいいから情熱を持って楽しめることを持つことが大事なんだろうなと思う、そうしたら他の部分も(例えば仕事とか、家事とか、お金が稼げないとか)そのために頑張れるようになる。

朝のミーティングで一緒になったみんなも、海が好きでそこからビジネスが始まった。好きだからきつい時期も続けられるけどお金だけのためだったら、稼げなくなた時点ですぐやめちゃうこともできる、でも好きだからやめられない。それくらい好きなことがあることって本当に幸せなこと。
生地を切りながら体の内側からわくわくしてくる感覚を楽しみながら、情熱は何よりも人を頑張らせる燃料になるなあと考えていた。

今日は一日仕事だったから明日こそは海にはいりたい。明日の午後から波が上がる予定、風は相変わらず強そうだ。カイトも嬉しいけどそろそろグラッシーな波をリクエストしたいなあ。

2013-02-26

2月26日 仕事DAY


ヨガもダウンウインドもしたいけどここ数日仕事がたまりすぎていたのでそっちにモードを向けることにした。が、なかなか心が向いてくれない。
昨日も明るい満月のせいで夜中の3時起き.でもおかげでなんだかいろんなデザインのアイデアが浮かんだ。

原稿やらイベントの準備やら、作り物やら、連絡やらオーダーやらいろいろあるけどどれもわくわくするような仕事なのでありがたいと思うべきだろうな。
 海にいかずに家で仕事をしていたらマナとオータムが寄ってくれた。砂漠の中のオアシスのように私に潤いを与えてくれるマナの笑顔とオータムのガハハの笑い声。
(ステップを登る練習)
(自分で何かにつかまりながらたっちもできるようになった)
オータムがマナが近くにいると仕事が進まないとこぼすけど、ほんとこんなに可愛い顔で横にいたら仕事なんて手につかない。1分ごとにほっぺを触りたくなってしまう。
(子供用のアジャスタブルパドルを購入)
午後ちょっと打ち合わせにでたあと、車のタイヤ交換やオイルチェンジ、予想外に時間がかかりその間に買い物、これからどんどんキッズにもスタンドアップを楽しんでもらえる。日本でもたくさんのキッズと一緒にパドルができたらいいなと思って、それも子供同士で楽しめたら楽しいだろうなと2本買ってしまった。大好きな子供達みんな遊びに来てくれるかなー。

夜はキヘイの居酒屋斉田へ。フィッシャーマンフレンドのジェイミーがとったカツオを女将がタタキにしてくれた者をつまみに、楽しい夕べ。小笠原さん、テッペイさん、そして斉田家に滞在中の上田夫妻(たくさんのスリランカ料理をごちそうになった)、今日マウイに着いた久富さんと大勢でいろんな話に盛り上がりとっても楽しかった。
                                    
(左から宗豊くん、タカさん、津村サン)
今日で津村サンのマウイ滞在も終わり。今回はノーウインドデイが少なくスタンドアップはあまり一緒にできなかったけど、津村サンはどんな日でも思い切り体を動かす遊びをたくさん知ってるので全く問題なし、どんなコンディションもどんな状況も楽しんでグラシアスとワインを飲み、ニコニコできる津村サン.年齢を絶対に言い訳にしない津村サン、体力や技術ではかれに勝る若いプロはたくさんいるけど精神力、集中力、海全般における知識や判断力に関して彼のうえを行く人はほとんどいないだろう。まだまだ上達している彼の秘密は自分にリミットを作らないこと。自分でダメだ、できないと言ってしまったら絶対にできない。これからも津村さんのような先輩達に引っ張られて頑張っていきたいなと思う。

2月25日 First Glide


(気持ち悪いくらい明るい満月)
昨日はさすがに体に疲れが残っていて夜コンピューターの向かったものの、居眠りばかり。あきらめて寝たけど朝起きたらまだ暗いので何時かなあと時計を見たらまだ3時!普段夜中に起きることはあまりないし、疲れてたのに変な目覚めだなあと思ったら窓の外から満月の明るい光が射してきた。満月のときはなぜか良く眠れなかったり何度も起きたりする。なんなんだろ。

でもまだこのまま起きるとあとで辛いからと4時半ごともう一度ベッドに潜ったが、今度は変な夢を見ている途中で珍しく目覚まし(普段目覚ましは絶対かけないのだが今日は用事があるので寝坊しないようにかけておいた)に起こされた。イヤーな目覚め。この起こされ方が大嫌いなので私は目覚ましがなくても起きたい時間に起きれるようになったのだ。
         
(朝6時のキヘイ、moon setting ウエブキャムでこんな素敵な光景が見れるとは)
早速ウエブキャムを見るとまだ暗い海に満月が落ちようとしているところだった。暗くて何も見えないけど風はなさそう。準備をしてキヘイに出発。

今日はマウイに一ヶ月ヨガ修行にきていた文恵ちゃんと一緒にスタンドアップ。彼女はこれで3回め。帰る前に一回小さな波でもいいから乗せてあげたイ、そして前回も間近で亀が見れたので泳ぎが得意な彼女はゴーグル持参で今回亀が見えたら海に潜ってみたいんです、とやる気満々。でもスタンドアップを漕ぐことだけでなく、海に漕ぎ出ることで楽しめることは何でも楽しんでほしいのでそういう彼女も気持ちが嬉しかった。
(文恵ちゃんのヨガ練習 photo by Keiko先生)
沖にでたら早速4匹の亀がいたので文恵ちゃんはぼちゃんと飛び込む、が、みんなびっくりしたのかすぐいなくなってしまった.また気を取り直して少し漕ぎ、しばらく漕いだら波がちょっとだけ割れるところに移動、ここで前回の続き。
まだ3回めなので波に乗るにはちょっと速いのだが一緒にいるときにコツを教えてあげたい。とにかく波に乗るにもパドル力が一番大事、はじめたばかりの人は漕ぐとすぐ板が曲がってしまったり、スピードが出せない、そのためテイクオフで板がまっすぐになっていない、または波の押す力と自分のスピードがマッチせずに乗り遅れたり、押されてひっくり返ったりしてしまう。
でも何回か膝を曲げて板をまっすぐにした状態で波に乗ることができた。でも多分自分でもパドルの練習がいかに大事か実感したと思うので日本でまたやってくれるといいなあ。
2時間ほどこいで最後にいい波が来たので乗ったらばっちりのテイクオフ、膝を曲げ、体重もちゃんと前にいってると同時にノーズが沈まないようにスタンスを移動、完璧に岸辺まで乗り続けることができた。乗り終わってこっちを見たときの彼女の笑顔に嬉しくて涙が出そうになった。ちゃんと波に乗ったのは多分今日初めての文恵ちゃん、誰でもあの初めての波に乗る感覚.グライドする感覚は忘れられない思い出になる。このファーストグライドが次のグライドへ、そしてもっともっとたくさんのグライドに続いていくといいなあ。
写真撮れてるのになぜかカメラからダウンロードできないので前回の写真、証拠写真が載せられなくて残念。

ちなみに4月に日本に帰っている間、今年も春夏スタンドアップのプライベートレッスンをします。4月で今のところ鎌倉でできるのは5、6、7、23、24、25、26、29、30日、5月はゴールデンウイーク中、そしてその後16日まで今のところあいてます。体に故障がなければみんなと会える楽しいパドボグランプリにも出るつもりですが、同じように出たいと思ってる人たちに大会前3日間ほど必勝法、付け焼き刃上達法のレッスンも予定してます。そして夏は各地にツアーやレッスンで行きたいと思ってます。お問い合わせはこちらへ。

今日はちかづいている3月11日のためのイベントの打ち合わせ、のはずだったのが会場の教会に行こうとしたら教会員の方が急遽亡くなってしまい、牧師さんがいそがしくなりキャンセル。
(去年はカラマパークに集まり夕日に向かって祈り、その後持ち寄りの食事会、日本人だけでなく大勢の人が日本のことを思っていることを実感した)
今年は是非映画の上映会を開催し、今の福島、東北の実情を知ってもらいながら、これからもマウイからできることを続けていこうとみんなで再確認しあえる機会にできたらと思う。それにしてももう2年、なのにまだまだ復興なんてほど遠い、そしてこれからどんどん悪くなる予感のすることもいくつかあって心が重くなる。
明日にはきっとイベントの内容や告知もできるはず。早く告知しないともう2週間くらいしかない!


2013-02-25

2月24日 ヨガとダウンウインド

さて今日は前回しんどかった(けど気持ちよかった)ヨガを浩平君にも体験してもらおうという津村サンと本橋君の親切心(?)からまたもやヨガクラスへ。まあ波が悪いとこんなにもみんな来るのね、という大盛況、奥の方にまじめな生徒さん、入り口の方になんちゃって集団と自然と別れていた。前回は遠かったので気を散らさずにすんだけど今回は隣だったので津村サンと浩平君の頑張りぶりが見なくても耳に届き、『うっ!』と息をとめて必死に震えている様子が可笑しくてしょうがない。最後の腹筋ポーズの時(ナヴァスナのポーズ)必至に頑張っている浩平君から思わず『あ、ん。。』という可愛い女の子のような声が漏れたときにはたまらず吹き出してしまったけど。でも二人も操舵しクラスにきていたみんな頑張っていて、終わったときには熱気でムンムン、もわーっとしていた。
(レディースの記念撮影、それにしても自覚がないのだけれど、こうやってみると私すごくちっちゃいじゃん、と愕然)
今日がマウイ滞在最終日のかなちゃん、でも友達も経験もたくさんできてお土産話もって帰れたね。
(こちらはスタンドアップパドラーチーム、別名なんちゃって組、失礼、できないよりまじめにやらない私のような者の方がずっとたちが悪い、中の二人は島根からいらした上田さん夫妻



かえりにフキパを見ると波は小さいけど風はまあまあ良さそう、何人かのカイトボーダーがのているのでちょっと気になったが、今日はみんなでダウンウインドの予定なのでそのままカフルイへ。水が茶色いのでキヘイでという案もあったけれどキヘイもいまいちなので結局ダイナミックなマリコランへ。
私たちがヨガにいってるあいだタカさんと宗豊くンはオーシャン垂無にいって延々と泳いでいた、その後に初マリコはちょっときついんじゃないか,と思ったけど、まあみんな強者だし大丈夫なのかなーと思いながら出発。スタンドアップならまだしもタカさんと宗とよ君はレイダウンパドルボード、あまりにしんどいのでみんなスタンドアップに転向するから最近は絶滅種とも呼ばれているスポーツ。
かなり大変そうだった。けど頑張る二人、津村サンはさっさと先に行ってしまい、私もあとから追いかける。結局みんな離ればなれでダウンウインドすることになってしまったけど今日はかなりうねりと風がマッチしていてグライドが楽にでき楽しかった。

途中風が強くなったと同時に雨が何回かやってきたけどその度に後ろを向くと巨大な虹が出ていた。同じなのに何度もとまっては撮影。でも人がいないので同じ景色ばかり。
仕方がないので自分を撮ってしまった。。。後ろにダブルレインボーが見えるかな?
みんなが敬遠するほど大変なパドルボードでタカさんのおつきあいまでしたむねとよくん、おつかれさまでした.水が結構冷たく手が白く青くなるほどだったけど、終わったあとはこの笑顔.今日も男塾仲間入りさせてもらって楽しかった。浩平君はオアフのバディーボーダー達の可愛いお尻が恋しいので(?)今日オアフに帰ってしまう.寂しいけど今度こそ波がいいときに来てほしい、でもゆっくりいろんな話が聞けたし、思った通りの魅力あふれるキャラだった。
明日は朝からレディースデイ、こっちはこっちで楽しみ。

2月23日 大波乗りたちの集い

 本当に何日かぶりにノースショアで太陽が顔を出した。でも海の色は相変わらず茶色、風も強い。いつになったらグラッシーなコンディションが来るのだろう?
昨日もカイトをしなかったので海にはいりたくてうずうず。レインズは水の色が茶色で、いまい阿智だったけれどカナハは波がなかったのでこっちで乗ることにした。
車を浩平君が運転してカナハに持っていってくれることになり、一人でダウンウインド。
かなりガスティーな風だったが、途中からガスティーさも感じないくらいオーバーになってきて、せっかくアウターリーフの波があってもオーバーすぎて板に足をつけているので精一杯。バッタバタで、もうほとんどない膝のクッションがさらにすり切れる思いだった。でもまあ水に疲れて気持ちよかったけど。
津村サンも今日はカイト、津村サンが実はカイトもめちゃくちゃ上手なことに浩平クッはびっくりしていたが、津村サンはそれ以外にもウインドも日本ではパイオニア時代からやってるし船も七つの海を旅していたし、ヨットも自分で作っちゃうし、ほんとの海の男なのだ。
一方ビッグウエイバーもうお二方は夕方プローンパドルボード(スタンドアップではなくレイダウンのパドルレース用のボード)を持ち出してトレーニング。二つのボードを乗り比べたりして楽しそう。波のないときはこれでがんがんパドルすることでパドル力をつけるのがたかさんのジョーズへの準備の一つということでむねとよくんと一緒にやっていた。タカさんは今まで日本人でビッグウエイブについて話ができる人が周りにあまりいなかったので今回とっても嬉しそう。自分なりにいろいろやってることをみんなと一緒にやりたくて仕方がない、という感じ。そして多分みんなも普段体験できないダウンウインドやらオーシャンスイムなど刺激になるんだと思う。
宗豊くんは宗豊君で、朝おいてから夜までずっと今日は充実した一日、いろんなシェイパーたちと語り合い、いろんなやり方を聞いたり見たり、そんなことを話している彼の表情もキラキラしていて、この大雨の波のないマウイでも何かしら吸収しているようで嬉しい。まだマウイに来てから波乗りしてないと笑っていたけど『波乗りはいつでもできるけどここでしかできないことをどんどんやる』と言ってくれた。
夜はタカさんのところにお呼ばれ.アヤちゃんとタカさんの用意してくれたたくさんのおいしいご飯を頂きながら、これまた熱い、そして奥深い話をたくさん聞けた。20年以上前ブレットの家に居候していた頃彼らがジョーズにはいり始めた頃も毎晩仲間が集まって熱い話が泊まらなかった、それをはじっこで聞いてるだけでどきどきわくわくしていた私だが、今日もそんな気分だった。そしてみんな熱いし謙虚、宗豊君なんて私たちはみんな彼がどれだけ波乗りが上手いか知ってるからいいけど(笑)結構痩せてて色白くてものすごく控えめで低姿勢なもんだからこれでビッグウエイブなんてほんとに乗れんのか、って思われちゃうよねえ、とみんなでからかっていた。でもこういう人たちがいざという時めが変わるのを私はいろんなところで見てきている、浩平君もいつもニコニコいじられキャラだが、そういう人たちがゾーンに入ったとい、大波を前にしたときの表情を私派みたいなあと心から思っている.遊びではあれ情熱を持って取り組んでいる人たちはみんなそう言う時本当に素敵な顔になるからだ。

今宵も一般人には良く理解できないような話題がいろいろでて面白かった、普段はそういう話に誰も乗ってくれないのでここぞとばかりタカさんはマゾヒスティックなトレーニング方法の話など嬉しそうに話していた。
ビッグウエイブをするにあたって、何が必要かという話で、結局あの大波で巻かれる覚悟があるかということなのだと話していた。どんなに上手い人でも絶対にまかれる、そのときにあの破壊的な巻かれ方をする覚悟がなければ出られないしでるべきじゃない.それはジェットスキーがあってもライフジャケットをきていても巻かれないわけではないということだし、最終的に頼りになるのは自分だけという気持ちでいなくては行けないということ。
        
タカさんはそのためにオーシャンスイムで何キロも、何時間も泳いだし、仕事の前やあとに風が吹き荒れるようなしんどい中パドルボードでパドル練習をし、潜りをつづける。そこまでしてでも乗りたい、巻かれても大丈夫なように覚悟ができるようにできる限りの努力をする、そこが自信に繋がるのだと思う。タカさんだけでなく、集まったみんながそれぞれ自分の目標ややりたいことに向かってそれぞれの努力をしたり行動を起こしたりしている、そんな姿勢にふれられて私もたくさんのインスピレーションをもらうことができた。


明日もみんなで男塾開催予定。








2013-02-24

2月22日 雨、雨そしてもっと雨

ここ数日ほど今ハイクにすんでいないことを嬉しく思うことはない。ワイルクで暮らしている今でもやはり私は自分にはハイクが合ってると思うし、あのうっそうとした緑や果物の木、畑、鶏が恋しい.でもワイルクはそれほど雨が降っていないのにここ1週間ほどハイクは大雨が続いていて、昨日は特にすごかったみたいだ。
友人が運転中ハイクの様子をビデオに撮ったものをアップしているのを見てびっくりした

マリコゴルチの上の方ではちいさなコテージや車まで流されてしまったほど.カナハもフキパも水はまっ茶色なので風はあってもあまりでる気にならない、こういう日はおとなしくしていた方がいいのだ、大体シャークアタックがある日はこういう水のときが多いし。


家からでなくても今日はいろんな人が遊びにきてくれたので楽しかった。ランチタイムには浩平君、津村サンがおいしいケーキをもって現れ、みんなでサンセットの写真みたい、旅の話したり。
そして夕方にはオータムたちがNOFXのコンサートの前にたちよってくれた。
1週間ほど見ないうちにまたマナちゃんは成長してて、手を叩いたり、意見を言ったり(なにが言いたいのかはわからないけど)ますます可愛くなっている。
生まれたばかりの写真を見たらこんなに小さい、この数ヶ月で激変だ。この調子でいったらすぐに化粧とかしはじめて家からこっそり抜け出して男の子とデートするようになるね、と言ったら横で父上のゆうじ君があからさまにいやな顔をした。これが面白くてついついからかってしまう。

さて数日前念願のニューボード(スタンドアップ)が出来上がった。最近はなかなかカスタムシェイプをしなくなったジミーさん、タイミングを何回か逃しているうちに3年越しくらいに出来上がったボード。見た瞬間から一目惚れ、美しいラインと職人芸のテールやノーズのブロックや全体の仕上がり、テールはかなり薄い。
2本あるのだったらもうちょっと攻めのサイズで短め小さめで作りたかったが、これ一本でちょっと大きめの波にも安心して乗りたいという気持ちからついつい長さが欲しくなり8’6という板になった。せっかくの板なのでいいコンディションでおろしたいからまだ乗っていない。早く風止まないかなあ。私のスタンドアップもマナちゃん同様成長してきた。

初めての板は当時はほとんどスタンドアップなんてなくてレアードのボード、C4、そしてジミーの11.6くらいしかなかった。みんな細身で長く、これはラウンドボトムでバランスをとるのが難しかった、その上大きいのでまわせないから誰かが近くにいると危なくて怖くて『お願いどいてー!』という感じであまり楽しくなかった。左の板がマイボード#1
(マイボード#2)
これではどうにも大きすぎると次に作ったのが9’6のロングボード的アウトラインのもの、これに乗ったと探求にスタンドアップが楽しくなり、夢中になった。
(マイボード#3)
その後その板のちょっと薄いバージョン、そして現在のジミーのマノモデルの原型になった9’の板(これは未だに使っていて、波が大きいときやフキパ周辺で乗るときはこれを使う.重くてまわしにくいけれど尖ったノーズでテイクオフが速いし、風にも結構強い)、そして今愛用中の8’4のクアッドモデルの原型の板とだんだん波乗りがしやすい板になってきている。(左がマイボード#4)そして下が#5と#4.#4の足をおいておく場所だけデッキパッドの色が剥げていないことに注目
今度のはさらにその傾向が強くなってると思うけど、あとは自分のスキルのみ。板に見合うくらい上手になれるよう頑張ろうっと。

2013-02-22

2月21日 楽しむことが上達の秘訣


昨日は夜更かししたけれど今朝は早起き、6時半にキヘイに向けて出発。朝風のないうちに、かなちゃんのコーブでスタンドアップ。
(お散歩していたゆうじ君、アキさん、ちーちゃんと遭遇)
昨日はたくさんのイルカがでてきたそうで、かなちゃんもイルカが見たそうだったけれど、(もちろん私も見たい!)「大体こういうのって期待すると絶対見れなくて、全く期待してないときにふと現れるものだから、期待しないでいこう、でも沖まで行ったら会えるかも、(十分期待している)」と言いながら、パドルアウト。まずはかなり沖まで漕いでいく間にパドルのフォームや漕ぎ方の練習。前回指摘した癖はずいぶんなくなっていてフォームに力強さがでてきた、今度はさらに力を込めて漕ぐことでスピードを上げること、そしてほんのちょっとした癖を直すことに集中、そして下を見てしまいがちなのを常に前を見ることで板がまっすぐ走ることを実感してもらいながらかなりの距離をパドリング。
やっぱりイルカは出てこなかったけ、でも巨大な亀がぶつかりそうなくらい近くにでてきてくれて、かなちゃんはそれで充分とニコニコ顔。
全力で漕ぐパドルダッシュの練習もして、それから今度は波乗り練習。そうはいっても今日はほんとにスネくらいしか波がなく、その上波が立つ唯一の場所に何十人ものサーフレッスン生がいて近寄りにくい。
(レッスンは波がくるまで並んで順番待ち)
特にかなちゃんは控えめなので人がいたらそこに近づけない、でもそこの近くにいないと波は絶対乗れないので少しずつ慣れていって人にぶつからない場所でテイクオフ。
波が前回より小さいぶんパワーも弱く、頑張って漕がないと波においていかれる。前回は来た波に会わせるので精一杯だったかなちゃんだが、今回は後ろを振り返ってくる波を見て、これだという波を自分で選んだり、波に乗るために漕ぐときも、ものすごく力を込めて膝をしっかり曲げてテイクオフしていた。
私でもなかなか乗れないほどプッシュが弱い波だったけれど彼女は3本くらい乗れたし、すごく頑張ってたのでかなり疲れたんじゃないかな、でも自分なりに大満足できたようでいい笑顔だった。一緒に乗ってる人が上達していくのがわかるのはこっちも本当に嬉しい、普段一人ではこんなコンディションで決して乗らないけど、そんなことはいっさい関係なく、多いに楽しんだ朝だった。結局はいいセッションて波のクオリティーに左右されるのではなく、自分の心に左右されるものなのだ。(もちろん波がいいときは自分をハッピーにしやすいんだけど)そしてハッピーに楽しんだら、上達もする。これ基本。

午後はカイト予定が雨降りで中止、たまった仕事にとりかかれるのである意味ほっとしながら帰宅。