2012-02-29

2月28日 滝散歩

今日こそは朝早い時間風がないうちにカナハへ行こう!ット思っていたら、朝一件用事があることを思い出した。その後か意図に行こうと思ったけどあまりのガスティーさにやる気が出ない。ここ数日まったく運動してないのに朝起きると筋肉痛みたいに節々が痛いのはだらけすぎからきているのだろう。そういう自分にも嫌気が差し、これではいかんと思いながらずるずるとダウンスパイラル、立ったらジムにでも行って少し動けばいいのに。
というわけで、オータムをつれて気持ちのいいお気に入りの場所を見せに行った。たいした運動にはならないかもしれないけどマイナスイオンいっぱいの中、心をすっきりさせ、雑念を一掃。
やっぱりやる気が出ないときこそ家から出なくては!
ここはかなりいいエネルギーがあふれている場所で、最近はさすがに結構人にも会うけれど、(といっても数人)以前はここで人に会うことなどほとんどなかったし、あうと必ずといっていいほど皆服をきずにヌードでリラックスしていた。
今日は数人のヒッピーぽい若者のほかに、妊婦さんとそのパートナーがカメラマンと記念写真を撮りに来ていた。実は私もオータムのご主人がきたらそれをしたいと思っていたのだ。やっぱり、皆考えることは一緒だなあ。
その女の子もオータムのお腹が大きいのを見て、向こうから手を振ってきた。オータムはオータムで彼女の巨大なお腹を見て(たぶん臨月)「うっひゃー、私のお腹やばいくらい大きいと思ってたけど、まだまだだわー』と笑っていた。これから3ヶ月、ますますお腹が膨らんで大きくなるんだろうな。

2012-02-28

2月27日 楽しい集い

今日もガスティー、波はまだ残っているのだが、カナハにあるほどはない。ここのところ運動不足で欲求不満気味なのでよっぽどひどくない限り海に出たいのだがレインズに行ってみると、どうひいき目に見てもひどいガスティーな風、そうこういってるうちにさらにオフに振れていき、私は引き潮のビーチで買い広いだけして帰ってきた。その貝で、明日帰ってしまう友達に何か作ろうと家に帰ってきたけどメールの返事を書いているうちに時間が過ぎてしまって間に合わず、急いで料理だけ作ってオータムと恵子ちゃん宅へ。(リトリート以来のお友達、由美ちゃんと直江ちゃん、リトリート以後もずっと付き合いが続いていてすばらしいなあ)

今日はごく少数のBBQ、恵子ちゃんのうちでBBQポットラックがあると必ず来る、ローカルメンズ3人組のほかにもご主人スキップの友人が何人か、後はヨガやサーフィンのいつもの仲間と明日帰る直江ちゃん、由美ちゃんなど。オータムももうすでに完全に皆となじんでそこにいることに何の違和感も感じられない。ポットラックはいつでも楽しい、人が作った料理ってほんとにありがたみがあるしおいしく感じられる、一品持って行くだけで、20品くらいのおいしい料理が食べられて、デザートも4種類くらい並んでいる。
これくらいの人数だとゆっくり話もできるので数日前のパーティーで話したりなかった分も取り返す勢いで女性軍のおしゃべりはとまらない。
(怪しい二人、でもいい笑顔)
彼らとの集まりではいつも思うけど、マウイの仲間って本当に価値観が似ていて、確かに誰もお金持ちじゃないけど、助け合えるし、ほんとにいい仲間に恵まれてるなあと思う。

それにしてもまた完全に食べすぎ。今晩は本当にはちきれそうだ。

2月26日  ハウマナベイ

あーあー、今日もガスティーウインド、(とここまで書いて贅沢すぎる自分が恥ずかしくなる、日本ではアンナに氷のように寒い中でも喜んで海はいっている仲間たちがいるのに!)

レインズに行ってはみたけれど、昨日よりさらに悪い。

ランディーたちがハイクに行くというので一緒についていった。昔近くに住んでいてよく行っていた場所だった。引き潮で穏やかなときはオピヒが取れるのだが、今日はぜんぜん見つからず。

このワンは昔人が住んでいたヘイアウがあり、何かエネルギーを感じる。
ビーチは砂浜ではなく大きな石が波で丸く削られたものがごろごろとしている。

ちょっとリフレッシュできたかな。でも運動不足の解消にはあまりならなかったかも。

2月15日 ローカルスタンドアップコンテスト

オープンクラス、リッジとジェレミーのボードの大きさに注目、そしてそれをじっと見ているアンダーグラウンドライダー・シェイパー、トッド、残りは元気なグロムたち)
(ウインドサーファーの発明者の孫であり、レジェンドマットワイツアーの息子でもあるゼイン、ライディングがすごく元気、こんなバックサイドできたら楽しいだろうなあ)

今日はフキパで初めてスタンドアップの大会が開かれた。波は残念ながらかなり小さい。でもスタンドアップでやるには十分。反対にバブルくらいのグラッシーの波だったらサーファーが黙ってはいなかっただろうし、なんとなく険悪な雰囲気になったかも。
でもこの波ならやってても文句ないよという感じで一緒に観戦していた。
マウイにはたくさんのスタンドアップパドラーがいるけれどそれぞれの場所でやってることが多く、集結する機会がなかったけれど今日はキッズからプロまでいろんな人が参加、もちろん全員がいたわけではないのだが、かなり面白かった。(カイ・レニーの弟、リッジ小さかったころのカイにそっくりになってきた)
特にキッズのうまさにはびっくり、波が小さかったこともあるけれど、オープンのファイナルもほとんどがキッズ、そして何人かのアンダーグラウンドライダー、一部ではかなり評価されているけど目立つことが嫌いでマイペースでやっている人たちが一気に皆の前でかっこいいライディングを見せることができたのもうれしい出来事だった。
たくさんのキッズと一緒に戦い大健闘したジェレミーリグス、彼もあまりしられていないライダーだけれど、スモールウエイブ、ロングボードスタイル、ビッグウエイブ、レースとどんなものでもトップクラスのオールラウンドライダー、そしてとってもナイスガイ。
選手たちの熱戦にあおられて沖では鯨たちもじゃんピングコンテストを繰り広げていた。
オープンのファイナルはこのメンバー一番左のトッド以外は皆ティーンエイジャーでその多くの親は私の友達という悲しい現実。とっどは私と同年代だと思うけど、知る人ぞ知るビッグウエイバーでとてもシンプルな生活を送り、板は自分で削っているという。私の目から見ると彼は究極のソウルライダー。彼の話はいつか日記でも書きたいと思っている。

レディースはほとんど出ていなかったが、25歳以上のクラスはビッグウエイバーのデビーがばっちり波に乗って優勝。25歳以下はタリア、テハ二のガンジーニ姉妹とその友人が3人で楽しそうにセッション。どのヒートもそれほどきりきりした感じはなく楽しそうでよかった。
とにかく終始フレンドリーな雰囲気があり、ビギナー、子供、お腹の出っ張ったおじさんたちまで参加、親子で出たりととても和やかだった。次に行われるときは出たいな、と思わせてくれる大会だった。

日本人は本橋君が出てキッズの中で大健闘していたが、キッズのアグレッシブさに負けていいなみがあまりとれなかったかもしれない、が、年齢別で優勝。さすがだ。

2012-02-25

2月24日 Sup whale watching and birthday party

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やっと仕事もきりがつき、あまりに海に入っていなくてフラストレーションがたまっていた私とオータムはサウスサイドへ。お腹が大きくなってきてボディーボードもサーフィンもちょっと難しくなってきたオータム、今日はスタンドアップにトライ、といっても昔一回やっただけだというので、私のほうも彼女がへんなこけ方をしてお腹などぶつけたら責任重大。とにかく沈しないくらい大きな板、というっことで新設にもスキップが巨大なレアードボードを貸してくれたのでそれを使うことになった。
コーブは思ったより波が割れていて楽しそう。出て行くと木は一応万が一を考えて膝漕ぎをしてもらい、すんなりと沖へ出た。最初はちょっとふらふらしてはいたけどすぐ慣れて広い海を眺めて大喜び、そして水平線の向こうに小さく見える鯨たちに興奮して、そっちまで行こうとする始末。(見かけよりずっと遠くなのに)私は一応急に風が吹いてきたりしても対応できるようにマーラエアに向けて進んでいき、あまりとおくまで行き過ぎないようにしていた。
亀もたくさん出てきてくれたり、何より遠くの鯨たちがここに赤ちゃんを海に来ていることをオータムは喜び、『私も赤ちゃん生みにきたんだよー』と鯨に話しかけ、水中に潜っては鯨の声をお腹の赤ちゃんに聞かせようとしていた。
2時間ほどゆったりとこぎ続けただろうか、帰り際ものすごいビッグジャンプを数等の鯨が見せてくれ、またおいで、と言ってくれたかの様だった。

帰りは居酒屋SAITAによっておいしいお昼をご馳走になる、セロリのサラダ、簡単でおいしくていくらでもセロリが食べられる!かなちゃんはいつも居酒屋風のおいしいおかずのアイデアを教えてくれる、こう見えてめちゃくちゃいい奥さんなのだ。

さて夜は夜で合同バースデーパーティー、ハイテックのジョン、ヨガ仲間の山ちゃんと美和子ちゃん、サーファーのランディー、そのほかランス、エリカ、など大勢の人のバースデーを一気に祝うために本当にたくさんの人がジョンのうちに集まりおいしい料理を持ち寄った。ちょっとずつ味見をするだけでも大皿がハレアカラのような山になってしまった。
ダメ押しでケーキとアイスまでもらって私と同居人はちょっと早めにおいとましたが、とっても和める、素敵なパーティーだった。やっぱりマウイの仲間って素敵。濃いキャラだらけで面白い。写真はどれも太腕シスターズリタイアだと言い張りながらもその腕で、坂を転がりそうになってる車を両手で必死で押さえたという話をしていたフミさんが撮ってくれたもの。普通女性が両手で車は止めません。何はともあれ、笑いとおいしい食べ物にあふれた夜だった。

2012-02-24

2月23日 久々のカイト

(クアトロ初期のスターティングメンバー、皆若くてやる気満々だったなあ、あ、キース髪の毛がある!)
午前中はこうちゃんのお手伝いでクアトロでミーティング、いつ行ってもクアトロ、ゴヤ、MFCの連中は気持ちがいい。友達とビジネスをするのはメリットとデメリットがあると思うけれど、彼らの場合すごくいいかんじで信頼関係が成り立っている。そしてこうちゃんもその信頼関係の輪の中に入っていてもう何年もいい形で付き合いが続いている。
だから話し合いといってもお互いの裏を囲うとかそんなことは一切なく、お互いにサポートしあって一緒に成長していこうという気持ちが伝わってくるからその場にいてもすごく気持ちがいいし応援したくなる。
今日はMFCのピオとのミーティング、今年は飛躍の年になりそうで、いろんなプランなど興奮気味に話してくれた。
終わってお昼を食べようと隣のカフェに行ってみると、なんと福島プロとマウイウインドサーフィンカンパニーの内藤さんがいた。こちらもビジネスミーティングを終えて一息ついていたところみたい。

その後久しぶりにレインズでカイト、相変わらずガスティーな強風だけれど、何日も水に入ってなかったので気分はすっきり、バンピーな海面や強烈なブローで腰や膝が痛くなる前に終了。

いつになったらノーウインドのグッドウエイブコンディションに戻ってくれるのやら。

2月22日 Fresh mint and homemade Icecream


1月から2月前半にかけてはビッグウエイブとのーウインドでグラッシーなコンディション、あるいはいい風と波のカイトコンディションが続いてからだがくたくたになるほど海に入っていたのに2月も後半に入ってほんとに強い風ばかり。
今日も私は家で仕事、ロブは最近本気で取り組んでいる自転車に乗り、オウタムは町で用事を済ませて夕方パイアで集合。翻訳を手伝ってくれたお礼にべジフードのレストラン。

べジレストランのはずなのにメニューにはモンゴリアンビーフ、シトラスソースのリブ、チキンドラムスティック、チキンカレーなどがある。オータムはサテーチキン、ロブはペッパーステーキ、私はフィッシュプレートを頼んだ、そしてこれがぜんぶ、SOYで作られてたにせものなのだけれど、その割には見た目も歯ごたえや舌触りもかなり肉や魚に似ているから面白い。そのギャップが面白くてついついきてしまう。

アメリカにしては量も多すぎないのでちょうどいいし値段も安いので気軽に来ることができる。家に戻ってからは最近ロブがはまっている自家製アイスを皆で食べた。
ロブは普段無表情で、私が影でBrumpy(機嫌が悪いこと)というあだ名をつけているほどだが、その彼がことこのアイスクリームに関しては目を輝かせてニコニコするのだ。はじめてロブを喜ばせるものが見つかったーと皆で笑っている。
でもほんとにこの自家製アイスクリームかなりのヒット、今日はフレッシュストロベリーアイス。パイアにONOジェラート言うおいしいジェラートやさんがあるが、対抗してONOアイスよりTOMOアイスでしょーとちょっと自慢している。

2012-02-23

2月21日 友達ってありがたい!

毎日ガスティーウインドにいまいちウエイブが続いている。今日本語を英語に訳す仕事に取り掛かっているのだが、予想以上に苦戦。まず日本語自体がちょっと指摘というか、ほわーんとした幸代離れした感じの文章。その『ほわーん』感を出しながらもともとの内容に沿った英語にしたいのだが、私の英語量ではなかなあこれだ、と思うフレーズが思いつかなかったり。書いた本人のことも、書いてある内容や場所についてもおそらく誰よりも良く理解できるだろうという自負があり、やります、といってしまったけど、
英語を日本語に約するのとは大違いでぜんぜんぴんと来ない文章になってしまい困っていた。
ちょうど今滞在している二人は見た目はインテリっぽくないが(失礼)実は頭が良く、文章のセンスも結構ある。その二人にも原稿を呼んでもらいいろいろ意見をもらい、直している。3人で相談しながら、いや、港じゃない、とか、ちょっと雰囲気が違う、などと話しているうちに、これだ!というフレーズが出てきたりして、皆で喜んだり。とりあえずヘルプ代はべジレストランに連れて行くことに決定。
直したものをまたプリントアウトして読み直してもらうこと、数回。面倒くさいだろうに、中学生に戻ったみたいななどといいながらも一生懸命読んでくれた、ありがたいな、彼らがいなかったらかなりやばかった。夜はオータムの作ったべジ餃子と私の作った食べるラー油のコラボレーションディナー。ロブも喜んで食べていた。

2月20日 すっきりしない天気続く

でここ数日波はサイズダウン、風は強くオフショアで風波のコンディションが続いている。実は終わらせなくてはならない仕事に追われているので私にとってはちょうどいいのだが、ハイクは毎日雨交じりの天気。

ほとんど家から出ず出たとしても用事だけ済ませて帰ってくるような毎日の繰り返しでちょっと欲求不満気味。

14日にマウイにやってきたオータムもやらなくてはならないことは多いけれど、どれも書類仕事や手続き、引っ越してから落ち着くためのもろもろなど、面倒なことばかりなので、今まで住んでいた仙台の仲間の写真などを見て「ホームシックになるー」となげいている。とはいえ今日はいい車を見つけて購入。マウイ暮らしが一歩前進。

たぶん、All we need is water. ちょっと海に入れば気分が変わるんじゃないかな。

2月19日 レゲエフェスティバル

ここの所ずっと波も風もいまいち、なんだか風のないスタンドアップコンディションが恋しくなってきた。

今日はレゲエフェスティバル、サードワールド、ポーラフガ、ジョンクルーズ、イナービジョン、そのほかたくさんの豪華な顔ぶれ、でもチケットもかなり豪華なプライスで45ドル、チープな上に最後まではきっと持たない私たちはチケットを買わずに外で音楽を楽しもうではないかということになって外で芝生で立ち見、ミュージシャンはちいさくしか見えないけど、音楽は十分楽しめる。同じ場所に二人の巨大なローカルのおじさんも立っていて一緒に楽しんできた。

ヒッピー風の女性二人が近づいてきて、一緒にいたオータムに、チケットが余っているからあなたにあげるといって一枚くれたのだが、感謝はするものの、3人なのでどうしようかと思って、横を見るとさっき二人だったローカルのおじさんの一人はすでになかに入ってしまったらしく一人だけがそこにいた。そのおじさんが来る人来る人知り合いのようで皆と仲良く挨拶を交わしていた。この人こそ中に入れば友達皆で楽しめるはずだと、迷うことなくそのチケットを彼に譲った。彼は遠慮しながらしばらくの間私たちと一緒に音楽を楽しんだあと、私たち一人一人の手を両手で握り締めてお礼を言いながらうれしそうに中に入っていった。私たちもうれしい気分にさせてもらえた。やっぱり45ドルは結構な出費、見たくてもそれが出せない気持ちはあるだろう。

その後私達は、「そこで見るのは禁止だよ」とセキュリティーのおじさんに言われ、退散。でもそのころには3人とも寒い、眠い、疲れたで家に帰ってもいいかなと思っていたし、十分楽しんだ後だったので快く駐車場に戻って帰ってきた。

家に戻って最近3人の間で大ヒット中のホームメイドアイスクリームを食べ、就寝。友子ハウスの住人は皆は屋根。だいたい9時には真っ暗になってしまう。

2012-02-19

2月18日 Whales day

雨交じり、波はサイズダウンでストーミー、その上風はガスティー3拍子そろっていまいちコンディション。とはいえ乗ろうと思えば乗れるのだから贅沢ではある、が、今日こそはある翻訳を終わらせなくてはならないので、終わるまでおうちに居残り。
やっとできたのだが、まだまだ描写に磨きをかけなければ出せない状態。まあ、だから波が良くないのはありがたいことなのかも。

今日は鯨の日だそうでキヘイでは鯨フェスティバルが開催されている。パレード、いろんな出し物のほかに一日中無料のコンサート、それもジョンクルーズやルーカス・ネルソンほか大物がたくさん。
沖には本物の鯨が何頭もジャンプしたりしている中のんびりした雰囲気のなかいい音楽を楽しめるのは最高だろうなあ。

明日はレゲエフェスティバルがカフルイで行われる、こちらもマウイの人気ローカルミュージシャンのほかにもポーラ・フガ、イナービジョン、そしてサードワールドが出る。

いいコンサートが少ないマウイにしては今週は盛りだくさんだ。

2012-02-18

2月17日 Inspiration from friends



風はガスティー、今日は朝から原稿うとヨガに行くことに決め、カイトはお休み。友人が出す写真集の文章を英訳する仕事なのだが、思い入れのある写真集でもあり大事な友人でもあるのでいい文章にしたい、ところがその日本語結構英語にするのが難しい、搔いてあることはシンプルなのだが、書き方とか雰囲気をどうやって英語に直したらいいか、結構苦労している。苦労して詰まると余計気が散って鶏たちのところに行ったり、お腹がすいてもいないのに食べたり。で、余計時間を無駄にしてさらに自己嫌悪、と悪循環。
でもコンディションが悪いときにどんどんやらなくちゃ。

10時半にヨガに行くと久々に現れた私にみんなびっくり、そりゃ浅生だ、考えてみたら日本から帰って着てずっと波と風がよかったから今年に入ってから一回も恵子先生のクラスに行っていなかったのでは?
今日はマイソールなので弱気な私はハーフだけ。それでも体がぜんぜん動かないわ、重いわ、まあ、クラスに来ただけでもいいと甘い合格点を自分に出す。
レインボウリトリートに参加してくれたときはまだ初心者というかヨガに興味がある、程度だった直江ちゃん、今では看護婦さんの仕事に区切りをつけて3ヶ月まういでヨガトレーニング。3ヶ月もあると反対にだらけてしまったり、無理して体のどこかをいためたりしがちだけれど、直江ちゃんはヨガも全力投球、そして今までやったことのないあらゆることにも挑戦、楽しんでいる様子。なんだか輝いているし、体系が完全に変わってきた。前からやせてたけど後姿はしっかり筋肉がついて足腰肩すべてとってもりりしい感じ。そしてヨガのプラクティスもすごく力強さが加わっていた。というかものすごいアドバンスなことをやっていた。お恥ずかしいことに名前はわからないけれど、達磨さんがころんだのカッコウで手を足の間に入れてほおづえをつくポーズとか、ガンダムはもちろん、手品で人間の小箱に入れちゃうときにはこういうふうに折りたたむのかなっていうようなポーズ(ヨガリトリートをオーガナイズしている人間がこんな素人みたいな表現でいいのかとも思うが)で、それをがむしゃらにとか、無理やりやってるのではなく、心から楽しみ、自分のためにやっているという喜びが体中からあふれてこっちにまで伝わるようなプラクティス。

恵子先生というすばらしい先生に出会えたこと。そしてヨガにであっていろいろたぶん彼女のなかでも変わってきているに違いないけれど、そういう喜びがすばらしいヨガのプラクティスという形になって感じられる。彼女のすばらしいプラクティス、ちろちろと横目で見るだけだったけど感動で涙が出そうになった。
ヨガはどんなものよりも練習の積み重ねが形になって現れるものだと思う。(と同時に地道な練習をしないとまったく上達もしなければすぐ後退してしまうことを私はいつも実感させられている)
彼女のプラクティスは彼女のまじめに取り組んでいる姿勢と地道な努力の結晶だ。だから、みているだけで感動する、ほんとに美しかったなあ。

ヨガリトリートで知り合った仲間たちのなかにはそれ以来ずっと親しく付き合いが続いていたり、何かというと相談しあったりしている友達がいる。声を掛け合ってマウイに一緒に来てくれたりする人たちもいる。ヨガだけでなくウインドサーフィンのサクラキャンプもそう。数日間一緒に過ごしただけなのに何年も一緒にいる人より固い友情が生まれたりするのはなぜなんだろう?つらいことや多くの努力を重ねて何かを達成しようとする気持ちを共有するからなのか?自然のなかで普段の殻を破って素直な自分を出すからなのだろうか?
理由は何であれ、リトリートやサクラキャンプで得た仲間たちは本当に貴重で末永く付き合っていきたいすばらしい友人がたくさん。去年の年末にもおちゃんたちが中心に開いてくれたサクラキャンプの親睦会も中学生から70代までが皆で楽しく集ったらしいけれど、この写真を見ると皆ほんとにいい笑顔。やはり海の仲間っていいなあ、と皆にとてつもなく会いたくなってくる。みんなのがんばり、元気さにいつも活を入れられ、励まされるのだ。メンバーの一人、マキちゃんがまとめてくれたのがこれのページ

春に日本に帰る予定だが、そのとき御前崎ではサクラキャンプで集まる企画があり、ヨガの仲間とも何らかの形で、あるいはヨガの仲間も海の仲間も他の仲間もみんな一緒に集まって楽しめるようなプランを立てられたらなあ、と思っている。
友達ってほんとにありがたい。

2012-02-17

2月16日 波サイズアップ、ガスティーウインド

波は予報どおりサイズアップ。朝ウエブキャムを見るとなんとオンショア,せっかくのカナハの波、サイズはばっちりなのにオンショアではどうにもならない。ということで朝は一生懸命お仕事に精を出した。
お昼過ぎからごうごう吹いてる風に嫌な予感、というか確信を持ちながらもレインズへ。思ったとおりガスティーでオフショアその上強そうで波はウエストスウエルでダンパーっぽくその上でっかい。サイズがあるからエキサイティングではあるけどこの風のなかカイトを落としやすいし、波に乗れば激オーバーになる。波が小さい昨日のような日ならいいけどこれではリスクが大きすぎる、そうしてみている間にも何人もの人がカイトを落としている。きょうはBig Boysのコンディション、私はカナハへ移動することにした。

カナハもかなり吹いていて何人かの男の人がオーバーで上がってきたところだった、でも私には4mという秘密兵器があるので平気。インサイドはかなり風が弱かった、でもそれはオフショアだという記し、こういう風向きはロウアーカナハにはばっちり!案の定風が強かったけどかなり楽しく乗れた。
久々にウインドのなごじゅんにも海の上で会えた。ほんとに彼女は練習熱心。
一人へんなウインドのおじさんがずるずるのかなりインサイドで乗ってきたとたん、まだ張ってきてもいない波の上で私に早く行けとどなるので、普段はにこっと譲ってあげるところだが、あまりにあからさまなドロップインなので、さすがにそれはないよと『まだ全然ブレイクしてないもんと言い返したら、『じゃあいい、俺が行く』といやみっぽく捨て台詞とともに横を突っ切って先に下っていった。おかげで邪魔にはならずによかったけど、はっきり言ってそういう態度をされるとせっかくの楽しいライディングが台無しにされるこういうことがカナハは本当に多い、一つ一つ気にしていたらやっていられないが、せっかく楽しい場所なのにそのせいでここではほとんど乗らなくなってしまった。ウインドもカイトも仲良く、そして技術以上にルールや気配りを皆がすれば楽しくなるだろうになあ。

1時間ほどで腰もガタがきはじめたので終了、その後オータムと久しぶりに古着屋のセイバーズへ。妊婦でその上ここに引っ越してきたというのにほとんど荷物のなかった彼女、新しい楽チン服を手にしてうれしそうだった。私は工作用の額縁とファイルバインダーを2ドルちょっとで購入。

明日も風は強い予報、腰を休ませたいのにな。

2012-02-16

2月15日 Girls Day

(Girls meet chics)
ジャングルハウスで気持ちよい目覚め、自家製卵とスムージーで朝ごはんを食べてもらってフキパへ。もっと朝早く出発すればよかったのだが、ちょっとのんびりしすぎたために早朝のグラッシーな時間を逃してしまったけれど、それでもまだまだ乗れるコンディション、オータムとメグチャンをフキパで下ろし、私はもうちょっと先のタバルスからスタンドアップでアウトに出た。
久々に波がサイズダウンしたので、私にとってはちょうどいいサイズ、これくらいだとどきどきせずにこの辺の波でも乗れるけど、これ以上大きくなると巻かれたときのダメージや板がぶつかってきたらどうしようなどの不安でビビッてしまう。クアウレギュラーのオーウエン・ウイルソン、ほか数人がいたけど私と入れ違いにすぐ上がってしまい、一人きりだったので波は乗り放題、頭くらいの波がおきに出ようとするとすぐやってくるのですぐ10本くらい乗れ、風も上がってきたので終了。
フキパに戻ってニコニコ顔の二人をピックアップし、いったん家に戻ってランチ。落っこちてきた熟れてないパパイヤでグリーンパパイヤサラダ、それとオーガニック野菜とそうめんをテーブルに並べて手巻き春巻き、皆気持ちいいほどたくさん食べた。

ランチ後はすぐまた出発、レインズで私をドロップしてもらったあと彼女たちはパイアショッピング、マナフーズ、オノジェラートとお約束のスポットをめぐり、3時に迎えに来てもらって空港へ。
パイプラインでボディーボードンの大会があるのでメグチャンは短い滞在を終えてオアフに戻るのだ。
ほんの二日間だったけどすごく有意義で楽しいガールズタイムを味わえた。これからオータムはマウイをホームとして生活がスタートする。仲良しのメグチャンとしてはそんな様子をちょっと見て帰れたことで、安心できたんじゃないかな?そしてきっとまたすぐ遊びに来てくれるだろうと思う。オータムのベイビーにも会いにこなくちゃならないから。

メグチャンは震災後ずっといろんなアングルからいろんな人たちの支援を続け、支援市に来た人や何かしたい人のサポートや人と人をつなげたりと本当にがんばって動き続けている。いろんな人のつらい経験談を聞いてあげ、悲しみや寂しさを癒し、また足りないものや必要なものを考え供給し、海や子供のためにいろんなアイデアを形にしてきている、でもそれだけのことをするには本当にたくさんのエネルギーが必要で、それをこの一年続けてきているかのジョンイは本当に頭が下がる、そしてそれは一年で終わることではなく、きっとこれからもいろいろ続けていかなくてはならない、というか彼女は続けていくのだろうから。あの細い体のどこにそれだけの力があるのだろう?本当の強さというのはそういうものだ、と心から尊敬する。

一年間ほとんど海に入らなかったこの一年、プロボディボーダーとしていつもと同じようにオアフにはきたけれど、おそらくいつもとは違う感情や気持ちもいっぱいだろう。
皆がいつもと同じようにチャージしているなか、自分は無理せず自分のペースをしっかり作って行くのも難しいだろうし、あせる気持ちもぬぐえないかもしれない。人に惑わされずに行動することは、特にそれが冬のノースショアでプロだったらすごく難しいことだと思う。
でも私はパイプに出ないと決めた彼女、無理にビッグウエイブに飛び込まない彼女の決断のほうが評価すべきで、(乗りたい、出たいと思う気持ちは山々だろうから)正しいと思うし、一年乗れなかったことが今後のハングリーさや上達に絶対つながると思っている。海への感謝の気持ち、海に入れる環境にいることの幸せをたぶん人より感じられるだろうから、それが彼女をさらに強くしていくはず。
そして自分が乗れる、挑戦できるパイプをずっと狙って待機しながら一本でいいからいい波に乗って帰りたいんだという彼女を心から素敵だと思った。
あのとんでもない波とり合戦のなか、いくら小さいときでも波をとるのは大変だろうし、すごくエネルギーが要るだろうけど、彼女が、次の一年またやるぞーって思える元気を与えてくれる波がきっと彼女の目の前にやってきて、「いいのに乗れたー!」って日本に帰っていけるような気がする、
She definitely deserves that wave!

2012-02-15

2月14日 Super Happy Valentines Day!

( heart shape barrell)今朝は風がなかったようで、カナハは結構よかったみたい、でも朝やることが結構あって無理。10時半にオアフから来たオータムとメグチャンを迎えに空港へ。二人は東北で知り合った友人。オータムとは気仙沼の被災地での仕事で知り合い、オータムの友人でプロボディーボーダーのメグチャンとはオータムを通して去年の夏に知り合った。宮城の活動でオータムやそのすばらしい仲間たちとたくさん知り合うことができ、本当に感謝しているが、なんとオータムはこれからマウイに住むことになったのだ。話せば長いことなのでそのうちいつかゆっくり彼女の面白い人生については書こうと思うけれど、彼女が仙台を離れ、どこに住もうと考えて、結局ご主人のゆうじ君と一緒に前にも良くしていた大好きなマウイを選んでくれたことを私は心からうれしく思っている。
とりあえず早速ホノルアに向かった。
予想通り、それほど大きいサイズではないが、その文上手なローカルも少なく、メローなかんじ。メグチャンも見たとたん、乗りたい!とやる気満々。
私とオータムはビーチで話をしながらのんびり、メグチャンはマイペースで、でもいい波をたくさん乗りながら2,3時間海に入っていたんじゃないだろうか。
オータムはとってもアクティブな女の子で、今は妊娠しているけど海が大好き、どうしてもうっみに入りたいと最後にボードを借りてスープに数回のってニコニコしながら帰ってきた。
『チュルーン、って走るだけでいいんだよねー、それが好きみたい」だって。

帰りはヘルシー好きの女の子なら誰もが歓喜するマナフーズによってお買い物、その後ベジタリアンレストランFresh Mintへ
久しぶりの外食だったけど楽しかったー!女3人だけど愛にあふれたバレンタインデーになった。

2012-02-14

2月13日 サイアティックナーブ


この間整体に行って腰の痛みは取れたのだが、その直後からなんだか腰から下がむずむずする感じが抜けなかった。ここ数日その違和感が我慢できずによるも何度も起きたりしていたのだが、共同にも我慢ができずにもう一回見てもらった。Sciatic Nerveといって、腰の辺りから出お知り、足の裏側から最ドンにかけて伸びていく最も大きな神経が周りの筋肉が収縮したせいでうまく機能せず、麻痺した感じとかむずむずした感じになっていたらしい。
普段は一回きりですべて治してしまう先生が、一回で直らないなんて珍しいから興味深い、といろいろマッサージしたり指で探ったいたが結局ここだ、というところがわかった用でそこをぐりぐりとマッサージ。
終わった時点ではあまり効果が感じられなかったが、夜寝るときに、今までにないくらいぐっすり眠ることができたのでやはり効果はあったようだ。
帰り道、レインズとフキパを眺めていた。風はガスティーなのだが波はすばらしくきれいで何人かのカイトとウインドがいたけどとても気持ち良さそうに乗っていた。夕暮れ時の光はほんとにきれいでセットの波がブレイクするとそのしぶきが金色に輝く。
美しいものを見ることは人を癒すというけど、本当にそうだと思う。

2012-02-13

2月12日  ガスティーウインド

波は相変わらずあるが風が今日は良くない。ガスティーで安定しない風なのでレインズではほとんど誰も乗っていない。こういう風はカイトは弱いのだ。

夕方風が落ちてスムーズな海面になったときのカナハを狙おうと思っていたが、結局家から出ずじまい
雨交じりのハイクでだらだらと仕事、そして掃除、でもどちらもいまいち効率が悪い。
体が痛くはないのだが、調子が良くない、調子が良くないというほどでもないのだが、変な感じ、腰から下が自分の体ではないような、むずむずするような感じですっきりしない状態がここ数日続いている。軽いわけでも痛いわけで門愛のだが、一部麻痺しているような、あるいは流れが良くないようなそんな感じ。どこかがずれてそのせいですっきりしないような、ストレッチをしてすっきりしたいのにいくらの美でもそのむずむずする感覚が抜けず、それが結構ひどい。
筋肉痛でもないし、今まで残しの痛みとも違う(ただし腰がごきっと行きそうな感じはある)なんなんだろうか、これ。

明日からまた波が上がるようだ。明日は風が良くなるといいなあ。

2012-02-12

2月11日 あれから11ヶ月

今日もマウイはグッドウエイブ、グッドウインドのコンディション
(遠くレインズから見ても最近目立つこの人、IONのロゴがついてる白グリーンのゴヤセール誰だろ?)
(相変わらずこの人も目立ってます、マークアングロ)毎月11日は、去年の3月11日を思い出す。
5月11日は東北にいて、もう2ヶ月たったはずなのにいまだに瓦礫だらけの悲惨な状況がそのまま目の前にあり、水も電気もない状態の被災地で暮らしている人たちにショックを受けた。6月11日は石巻の大槌で鎌倉とどけ隊の協力で開催された浜人祭。一人ひとりができることをやって地元の方も鎌倉からの助っ人も一人一人が強い思いを持って参加し、私は気仙沼の仲間を誘って本吉ブースで参加、すばらしい経験をできた出来事だった。本吉が鎌倉の強くつながっていくきっかけにもなったイベントだった。8月11日、9月11日も日本にいて、刻々と変わっていく被災地の様子を感じながらも、まだまだたくさんのやるべきこと、やっていかないと元には戻らないことが山ほど残っているのを感じていた。
そしてあと一ヶ月であれから一年たつことになる。

はっきり言って被災地以外の日本は完全に今までと変わりなく機能しているし、下手したら被災地も仮設もできて皆落ち着いて元に戻ったのではないかと勘違いしてる人もいるかもしれない。
私もそこまでひどくはないが、でも以前のような緊迫した気持ちは薄れてしまっているかも知れない。
でも被災地の人は相変わらず仮設の寒い中プライベートもあまり望めず、またないない尽くしのなかで今までやってきた仕事をまた再スタートさせようとがんばっていたり、新しい仕事を探したり、あるいは新しい人生を送るために違う土地へと引っ越したりしている。
毎日が不安や苦労や労働、そして失ったものや大切な人たちへの思い折り合い、どれもそう簡単にできるものではないし、一年や2年ですべて元通りなんてなりっこない。
さらに福島はまた原発の問題で前進どころかある意味後退している感もある、こんな中にいる精神的なストレスは耐え難いものに違いない。もしかしたら直後のようなアドレナリンが出るときより今のほうが静かではあるかもしれないが深刻なずっしりと重い重圧感を感じ始めたり、あまりの長期戦で疲れ、この先これが続けられるかどうか自信を失い始めている人もいるかもしれない。自分が被災した立場だったら、と思うといろんなことがどれだけ大変なことがちょっと考えるだけでもつぶされてしまいそうだ。

私たちにできることは大してないし、微力ではあるけれど、ニュースに出なくなったからといって、被災地でがんばっている人たちのことを忘れてはいけないと思う。私達は支援活動といって向こうに出向くことはできるけど、帰ってくればまた安楽で安心な生活に戻れるけれど彼らは去年の3月11日からずっとそのなかで生活し続けているのだ。いろんなことがスムーズに行かなかったり、うまくいかなかったりすることでモチベーションが下がったり、何よりもう、疲れきってしまってるに違いないのにそれでもがんばって進むしかないのだ。
だから私達は小さなことでもいいから自分たちが出来ることを見つけてどんどんやっていかなくてはいけないなあと思う。忘れないこと、周りの仲間にも忘れないでもらうこと、そこだけでも心がけたい。

今日もマウイのコンディション、波は大きく風も強かったけどエキサイティングですばらしいコンディションだった。今日も上手な人が勢ぞろいジミーヘップおじさんの撮影に忙しそう、後でアルバム見たら同時代にウインドの大会一緒に出ていたジェニファーもがんばって いた、彼女、あまり乗っていないだろうけど大きい波は相変わらずうまい。そして日本代表(と自分では意識してないだろうけど)なごじゅん、相変わらず熱心だしかっこいい。

こんな風にして毎日体を動かせて、心から大好きなことをし続けられる環境に対しての感謝の気持ちも3月11日以来確実に強くなった。被災地のみなさんが大変な思いをして苦労しているときに、不謹慎かもしれないけど、でも自分ができることを当たり前に思わず心から感謝している。そして東北で親しくなった皆が早く気持ちよく海に入れるような日が来ますようにと心から祈っている。
東北でがんばっていた友人があさってからマウイにやってくる。久しぶりにゆっくり話ができるのが楽しみ。

2012-02-11

2月10日 Strong wind

朝はそれほど風がなく、サーフィンもできそうな感じ、でもからだが悲鳴を上げて、とても早起きできなかった。のでカイトに集中。今日は波も風もカイトに良さそうなのだ。
10時過ぎにレインズに行くと風はまだ安定していないが十分波はあり、風も上がってきそうな予感。ただちょっとオフ気味でガスティーな感じにも見える。
安定しないので沖は強そうに見えたが強気で7mをはって出ようとすると、あげたとたんに
完全にオーバー、この安定しない中、これだけのパワーで引っ張られながらリーフを横切るのは危なすぎる。すぐにカイトを下ろし、5.5mに張り替えた、最初から自分の直感を信じればよかった。
(ロマンスグレーのバッキー、レインズのレギュラーの一人)
最初のうちは風のアップダウンが激しく急に引っ張られたり、いざボトムターンしようというときにぴたーと風がなくなったりかなり大変だった。その上ブローが吹けばきついくらい吹く。フキパが良さそうだったけれど向こうに行って万が一カイトを落とすと大変なのでレインズで乗ったが、いつもよりはレインズでも波が乗りやすい気がした。ウインドサーファーも出てきたが、安定しない風に結構阻まれて数人しか出ていなかったし、ロックしている人も。
そのうち風が強くなり、もともと出る前から痛かった腰がどんどんひどくなり始めた。ここで無理してギクッとやるとまた1週間以上療養、ベッドに横たわるなんてことになりかねない、無理をしないで上がることにした。(50代半ばでもまだまだバリバリ、トウインもショートボードももちろんカイトもがんがん攻めるブラッド)
上がってよかった、あがってみると痛みは結構ひどく、友人のカイトをつかむためにビーチで走ろうとしたら周りで見ていた仲間が私があまりにおばあちゃんみたいに不恰好な走り方をするので笑っていた。でもほんとに腰が痛くておばあちゃんのような動きになってしまうのだ。

その後さらに風が強くなり、ちょっと安定してきたみたいだったので残念だった気もするが。明日もこんなだったら少し風が安定するまで待って出ようかな。
ちなみに今日のコンディション、プロが撮影するとこんな感じ。Brad at Hookipa

2012-02-10

2月8日 カフルイハーバー


今日から風が吹くという予報だったのに朝はまったくの無風。11時ごろから風が上がったらビッグウエイブに出動、というつもりだったので、心の(体も)準備ができておらず、朝一番は逃してしまった。少しのんびりしながら用事を済ませつつカフルイへ。
フキパはもちろん、カナハも昨日までのオンショアで波はぐちゃぐちゃ、ハーバーいいと聞いていたのでハーバーをチェック。
最初に行ってみたハイダウエイはカフルイハーバーの中でも最も人が少なく、サイズも小さい場所、ここでも一応は割れていたけどクレーマーがぜんぜん乗り気じゃない。大きくて巻かれてもいいからカナハに行きたいそぶり、私はカナハで乗れないわけではないけど無理して苦労するところに行かなくてもいいよなあ、とあまり乗り気でなく、結局二人でハーバーのミドルポイントに落ち着いた。
(自作のサーフスキーでUSチャンピオンになったナイスガイタイラー)
ここは見た目そう大きくはないのだが、ほれたり早かったりするので結構楽しいのだ。とちょっと物足りげ風のクレーマーをなだめて出て行ったら、すいてるそこにいたのはみんな私が大好きな人たちばかり。
カラマ、ジェレミー、そしてクアウやサウザンピークスで良く会うサーフスキーのUS チャンピオン、タイラーなど。もう一人そこにいたサーファーもすごくフレンドリー、そのサーファーが波を良くわかっていて、一番いい波に乗るので周りにいる私達はまず彼にその波を譲り、その後皆で分け合う感じでみんなにっこにこ。すごく楽しかった。しばらくしてココナッツボーイの真壁さんも登場、そしてカラマたちのリッピングを見て波がいいと思ったのかどんどんスタンドアップもサーファーも増えてきた。私たちも風が上がってきたので次はカイトに行こう、と1時間ちょっとで上がったけどすごく楽しめた。

カイトビーチに言ってみると風は思ったより吹き上がらずオンショア、波のサイズはかなり大きい。こんなときはレインズが気になるが、このサイズでオンショア気味だとリスクが大きい。
一応チェックしに入ってみたけど思ったとおりのコンディションで、風がガスティーではないので乗れないわけではないがアウトに出るのは一苦労、波に乗ってもカイトにパワーが入らなかったりで、リッピングしている人がいない。Big risk for too little rewardということで今日は出ないことにした。

今日が最終日のクレーマーはナッシュビーチから無理やり小さなカイトで出て行き、下りながらも最後のランを楽しんだ。それにしてもこの2週間、ほんとにノンストップで、カイト、スタンドアップ、サーフィンと毎日強化合宿のようにやりまくっていた彼女、なにもせずに体を休めたのは一日だけ。2週間の間に普通の女の子だったら2週間くらい怪我をしたといって安静にするほどの巨大な痣を3つも作った。
キャンプしたり、滝に連れて行ったり、どこかに食べに言ったりもしたかったけどとにかく波と風とビーチだけの滞在に終わってしまった。でもアクション好きの彼女は大満足だったろう。これから彼女はアラスカに帰り、プロスキーメンズがびびるような急な大斜面を滑るためのヘリガイドの仕事に戻る。今年のアラスかは異常なくらいの大雪でいいらしい。
今度会えるのはいつだろうか?
でもきっとまた来てくれる、そんな気がする。