2011-11-13

11月12日 Fun Kanaha session

朝からざーざー降りの雨、にわとりたちも雨漏りがひどい鳥小屋で惨めな姿で個や柄出してもらうのを待っていた、ごめんね、数日中に屋根直してあげるからね、といいながら出してあげたけど、最近みんなちゃんと小屋の中で卵を産まない。でもどこに生んでいるのかが見つからないので、ここ数日唯一木の上に生んでることがわかっている一羽の卵以外はすべて行方不明。

レインズに行くと昨日よりもちょっとだけサイズアップ。でも風も昨日よりちょっとだけガスティー度が増していた。波の間でふわふわっとカイトがおちかけてるのを何度も見て、リスクをかけて緊張しながら乗る気になれずカナハに向かう。予想通りめちゃくちゃ混んでいたけど、風はレインズとは比べ物にならないほどいいし、何よりリーフもなく、いざとなっても長距離泳いで岩場に上陸、という心配がないのが気楽。
でも出てみるとほんとに見ていない人が多くてその上混雑しているので波より人がめちゃくちゃ怖かった。
これくらいの小さな波でも人さえいなければストラップレスの練習になっていいんだけどなあ。

途中かおるちゃんが乗っているのにも遭遇。トウサイドでずっと乗っていても安定していていい感じ。
2時間ほど乗ったあとパイアでトレーシーと待ち合わせ、お互いの近況などいろいろ語り合い、また撮影の相談などをしながらコーヒーを飲んだ。
先週彼女はAthelets for Cancerというキャンプの撮影を頼まれて仕事をしていたのだが、すごくよかったと話をしてくれた。そのキャンプに参加している人はどの人も、十度のがんを乗り越えた人、あるいは治療中の人ばかりで、参加者同士はまったく初対面,10代のティーンエイジャーから40代の人までと年齢もバックグラウンドもいろいろだけれど、がんで本当に大変な経験をしているというのが共通点。だからこそ会ったとたんに心が通じる友人になれる。
みんな本当に心からマウイで海や自然の中で暮らす時間を喜んでいて、毎晩キャンプファイアーをして夜空を見ながらビーチで寝ながら語り合っていたそうだ。

ある少年はお母さんに電話したところ「あなたがそんなにハッピーなの聞いたことがないからそこにずっといるといいかもね」って言われたよ、といって喜んでいたらしい。
生や死に直面したとき、私たちは本当に大事なことや必要なもの、真の幸せについて真剣に考えるのかもしれない。そして一瞬一瞬を大切にすること、そして小さなことに感謝する気持ちが生まれるんだろうな。

本当は死に直面しなくてもそうあるべきだけど。そういられるようまめに自分を振り返る努力は忘れないように使用ね、とトレーシーと言い合って帰ってきた。
それだけのことだけどなんだかとってもいい夕暮れ。

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