2011-08-27

8月8日仙台へ

今日は仙台のパタゴニアストアでスライドショー、本来ならこの前の週末に仲間を引き連れてボランティアツアー、そしてスライドショーが終わった後も東北に残り14日のお祭りまでずっと本吉でお手伝い、なんて考えていたのに、気がついたらどんどん予定が詰まっていってしまい。結局今日ぎりぎりに仙台に入り、明日はいったんとんぼ返り、そしてまた週末にくることになってしまった。
ずっと大好きな本吉にいたいけどなかなかそうは行かず、東北についての活動も実際に現地に行く仕事より、いろんなプロジェクトのバックアップをしたり、人と人とをつなげたり、とメールや電話ですんでしまうものが増えてきた気がする。個人的には現地で地元の人たちと一緒に力仕事するの、好きだったんだけどな。

仙台は今日まで七夕祭りだということでプロムナードには立派な飾りがたくさん並んでいた。そしてそれのどれもが復興への願いをこめた短冊がたくさんかけられていた。
仙台ストアには一緒に活動してきた仲間も大勢来てくれていた。そしてスノーボーダー、サーファーも多かった。実際こっちに住んで私よりずっと大変な思いをしてきた人たちばかりのなかで被災地についての話や自分の思いについて話すのはとてもおこがましかったけれど、私が東北に何度も来てそのたびに思っていた、東北の人たちの暖かさ、辛抱強さ、そしてとてもシャイでなかなか本音を出さないけど、打ち解け始めるとほんとにやさしくて、タフで陽気な愛すべき人たちばかりであること、多くを彼らから学び、インスピレーションをもらったことを伝えたかった。
強い人は本当に大変な状況においてもユーモアをなくさない、というのが私の考えだけれど、そのとおりの出来事に何度出くわしたことか!
夜は本吉チームの仲間プラスアルファで打ち上げ。仙台の町の中はそこから数キロ先がまだまだぐちゃぐちゃだということが信じられない。みんなお金はないけど心はリッチ、いろんな話で大いに盛り上がった。本当にひどい災害だったけれど、この仲間たちにはそのおかげで出会えた、ひどい出来事の中にもいいことはある。心の持ち方しだいでどんなことも良く見えたり悪く見えたりするのだろうな。

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