2011-05-20

5月20日 それぞれが出来ること

今日こそはパドルがしたい! と朝やるべきことはとりあえず無視して海へ、すでにちょっと南風が入り始めていたけど一人っきりでちょっと漕いだ。けど、ダウンウインドでない平水面でただ漕ぐのは結構飽きるし疲れる。15分で飽きてきて、息もはーはーしてきた、こんなじゃレースなんて出来るのかなあ、と不安になったが、まあ今週末のイベントは親睦、スタンドアップが盛り上がるためのイベントなので大いに楽しもうと思う。でも予報では風が強いらしく、恐ろしい。
ま、ひーひー言いながらみんなで苦労するのも楽しいかもしれない。

少し漕いでから家に戻り、今度は来週からのボランティア活動のための準備、ドルで持って帰ってきた寄付金を日本円に両替したり、ボランティア保険の申し込みをしたり、そのほかいろいろな用事を済ませ、お昼過ぎにパタゴニアへ。
この間開催されたイベント「俺たちに出来ること」、雪山関係のカメラマンが集まってのチャリティーイベントで売れた写真をフレームに入れ梱包し、 送るために雪山カメラマンたちが大集合でランチをしていたのでそこを襲撃、私が雪山に行かなくなってしまったためなかなか会えない友人たちがたくさんいて、とてもうれしかった。それにある意味ライバル同士である皆さんたちがほんとに、協力し合って広い会議室のフロアいっぱいに並べられたものすごい数のパッケージを整理している様子がとっても和やか。ほんとに「俺たちに出来ることって結構あるじゃん!」って思わせる雰囲気が最高だった。
ランチを食べながら、これで海バージョンも出来るね、なんて話になり、「じゃあ、海関係のカメラマン集めて「俺たち”も”出来ること」っていうイベントやってもらいますか」なんていってみたら「いや、俺たち”も”出来る”かな?”じゃない?」とか「いやサーファーだったら「俺たちもしかたないからやりますか」くらいじゃない」などいろいろ勝手に話して笑っていた。もちろん皆さん本気ではなく、最終的には「サーフカメラマンもいろいろがんばってやってるよね」と褒めていたので、あしからず。

でもああやって楽しそうにチャリティーの仕事をしているカメラマンたちをみて、ほんと、普段からすばらしい人たちが周りにいてインスピレーションを与えてくれてるんだよなあ、とみなさんのBIG heartに感謝。チラッと見せてもらったけどすばらしい写真がたくさんだった。もおちゃんと娘のスモモから手紙が届いた。
もおちゃんは「私は二人の子供の世話もあるし、ボランティアで被災地まで行くことは出来ない、でもその分被災者を支援しに行く友子さんたちの支援をするよ、これで疲れたときにやーマンと二人でおいしいものでも食べてください」とへそくりを送ってくれた。スモモも三つ編みヘアスタイルの私の似顔絵ととっても心のこもった、あったかいお手紙を書いてくれた。これだけで私もがんばるモチベーションが上がる。
サクラキャンプ仲間のいいともも二人の子持ちだけれど、アロマセラピストであり、母である自分の得意分野でお母さんたちのサークルの中で石鹸や子供のものを集めたり作ったりして送っているそうだ。これからは細かい個人的なケアや心配りの支援ができるようになればいいなと思う、それにはネットワーク、そしてそれぞれが出来ることを考えて行動すればいいのだと思う、興味のあること、得意分野はみんな違う。でも誰にでも無理なく出来ることが絶対にあるから。いろんな人を見て、ああこんな支援の仕方もあるんだなあ、と感心することもしばしば。

ああ、今日もいろいろばたばたしちゃったけど半分くらいしか終わらなかった。もうやる日は明日しかない、がんばらなくちゃ。

ちなみに野菜、果物、お酒、特産物や夏物の服など支援物資を送れる方は23日月曜日の朝までに届くまでには明日の夜くらいまでには送っていただけるとありがたいです。送り先はこちらです。
〒940-2309
新潟県長岡市関原南5-4992
電話090ー2882ー3678
山田博行

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