2010-08-28

8月26日 小さな生徒くん

今日は朝パイアで7歳の男の子と会う約束があった。マサチューセッツから引っ越してきたばかりのCai(カイ)君。日本語が習いたいとお母さんに以前から言っていて、それで私に話が来た。私は以前にも高校生くらい子供に家庭教師をしたことはあったが、子供は初めて、でも子供は大好きだし、まずは気に入ってくれるかどうか、そして親が押し付けていていやいややるのではないかどうかをチェックするためにも一度会いましょうということになったのだ。最初に挨拶したときは照れていたのでカそっぽ向いていたけど、カイという漢字をいくつか書いてあげるとすぐ机に乗り出してきた。
海、会、貝、開といろいろあってすべて意味がちがうんけど、どれもすごく素敵な意味だよね(戒とか怪とか壊とか悔なんていうのもあるけど)、というとひとつひとつの意味をもう一度意聞き返して横に自分で意味を書き込んでいた。図書館で借りてきたという日本語の教本を持ち出してきて読み始め。かなり厚い本だったので途中で、この辺にしようかって聞くと、「いや、最後まで読みたい」と結局最後まで読んで、それもただ声を出して読むだけでなく、いくつかの言葉を。あれ、これはさっきあったんじゃないかな、とまた戻ってみたりもして、7歳とは思えない集中力と興味にこっちがびっくり。
忍者とか将軍とか侍とかは日本語じゃなくて普通の英語だと思っていたのに日本語だったとか、日本にも反対に外来語としてコーヒーとかスーパーマーケット。スカートなど英語の言葉に似た発音のものがあることを面白がっていた。感じのでき方についてもちょっと説明したらぐいぐい引き込まれていくし、これからいろんなことを面白く教えてあげられそうで私もわくわくしてきた。
何でも空手に興味があったこと、そしてどこかのバングミで火山のバングミをやっていて、その中で富士山が出てきて、それを見て異常な興味を示し、其処に行きたいといい始めたのが日本に対する興味の始まりだとか。

呼んでくれた教本の中から好きな言葉を5つ選んでもらい、それを今度前に覚えておくこと、それからこんにちわとおはようとおぼえてもらい、次にあったときには少しずつ会話、それから彼の趣味にあったトピックでひきつけながら言葉を覚えてもらおうと思っている。
30分の予定が一時間あっという間に過ぎてしまった。子供の吸収力とかエネルギーにふれる機会が以前より減ったけれど、子供ってほんとに宝箱みたい。いろんな素敵なことを中に秘めている。教えると同時にいろんなことを教えてもらえそうだ。

そのままカイトビーチへ、今日も風は強そうだったので早めにいけて丁度いいと思ったけど、申すでもかなり強かった。迷わず4mを張ったけれどけっこうガステイー、30分ちょっとでふっとストラップが外れてしまったことをいい言い訳にして終了。
早めに帰宅、鶏の世話、畑、そして仕事に励んだ9月の後半からインターネットがほとんど使えない環境に1ヶ月以上いることになるのでその前にすべて今やってるプロジェクトを終わらせないと!

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