2009-09-14

9月13日 両親のマウイ到着

今日は風が弱くなるという予報だったので、朝カナハにサーフィンに行きたいと思っていたが、張り切って朝4時過ぎに起きたらすでに北東の風9ノットと出ていた。これは風が強すぎるかなあ、と様子を見ながら家でいろいろやることをすませていた。後できくと、風はあったけれど乗れない状態ではなく、波のサイズは結構あったようだ。そしてサウスサイドも。
11時40分に両親がマウイに来るので飛行場まで迎えに行かなくてはならない。早めに出て買い物をしてから行こうと思っていたら、レインズでなんだか風が吹いている。その上波は昨日よりちょっと大きく見えるし、よさそう。こんないいコンデイションが9月のはじめに続くなんて。
迎えに行くまでの20分でもいいから乗らないともったいない、それに道具をそのままにしといて迎えにいって、また後で戻ってくればすぐ乗れるからそうしよう、とセッティングをした。7mノマド、かなりアンダーかなと思ったらそうでもなく結構走った。昨日よりセットのサイズが大きくコンスタントに来る、そして風はちょっと弱め。波に乗ろうとするとちょっと足りない感じだが、それはオン気味のせいかもしれない。

5本ほどすばらしい波を乗っていそいで戻ったけどすでに11時半だった。12時ちょっと前に空港に着くとすでに両親は道路際で待っていた。タオルを腰に巻いてびちゃびちゃの状態で登場した私に『いないから、これは絶対海はいってるんだろうな、と思ったわよ」と言われてしまった。
20年前いちど両親がマウイに来たことがあった。マウイの大会で始めてもらったコンテストの賞金でチケットをプレゼントしたのだが、当時の私は今の私以上にウインドきちがいで、日中海から離れるなんてとても出来なかった。まして風が吹いているときにほかのことをするなんてとても無理だったし罪悪感さえ覚えるほどでとにかく朝から日が暮れるまで海にいたものだった。今ではそんなに海にいたら日焼けと体の疲れが翌日残ってもたないし、やることもたくさんあるので乗れるだけ乗ったらさっさとビーチを去るようになったけれど。というわけでそのときは日中は二人に『ここに行きといいよ、とかここで遊んでいて』と指示だけしてほっといたまま、夕方一緒にご飯を食べることにはくたくたすぎて食べたらもう意識がないほどだったので『どうぜマウイまで行ったって一緒にいるわけじゃないから意味がない」といわれる始末、なんともひどい娘だったのだが、今回はそれを挽回しなくちゃと思っていたのに、こんなときに限ってめったに来ないようないいコンデイションが訪れるのだから、なんだか神様が私をためしているかのようにも感じられる。

飛行場でピックした後、あせる気持ちを抑えて一緒にフィシュマーケットでランチを食べ、疲れている父を家に連れて行き、荷物をある程度整理した後母を連れてレインズに戻った。見たところ波のサイズはちょっとダウン、そして風もかなり落ちているようで皆上がってきたところだった。7mでは小さそうだったので使ったことのない9mをセット。大きいカイトには慣れていないので動かせるか不安だった。でもアンダーでカイトを落とすよりはいい。でてみると9mでぴったり、結局エリオットと私だけで1時間以上乗りまくった。カイトが動かないせいでうまく波に乗れないのかと思ったが後で聞くとエリオットもオンショア気味だから必死でカイトを動かして何とかやっている状態だったといっていた。(ライデイングはそんなふうには見えなかったけど)
一時間で帰るからと母に言ってでたので、そろそろ上がらなくちゃと思いながら、あと一本後一本となかなか上がれなかった。波の中でのカイトをみるのは初めての母は、「これはダイナミックで楽しくなるはずだわ、1時間って言ったけど日がくれるまで上がってこないと思ってたわ」と笑っていた。その後マナフーズで買い物をしてから家に戻り、アンドリューも交えて軽い食事をして全員すぐ就寝、母はベランダのベッドが気に入り、そこを自分の部屋と決めた。鳥や緑が好きな母らしい。「気持ちいい!」と食べたらとたんにごろりとなる母。
とりあえず無事に二人が到着、で第一目終了だ。

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