2009-06-25

6月25日 Team Surfing USA

レアードは夏はマウイではなくカリフォルニアをベースにしているのは知っているのでいないことはわかっていたが、ここ最近何をしているのかあまり聞いていなかった。ちょっと前のサウススウエルのときのタヒチのチョープーにいて、私の弟分であるベンが水中から彼の写真撮影を出来たということは聞いていたのだが、なんと今ものすごいレースに出ているようだ。レース嫌いの彼だけどこれはレースに参加しながらもそれに自分でほかのものも追加して更なるチャレンジにしてしまっているようだ。仲の良い、そしてそれぞれがいろんな分野で大きな影響力を持つ仲間をチームを組んで、アメリカ大陸横断のバイクレースの記録を塗りかえようとがんばっているらしい。

4人で後退しながら自転車で西海岸から東海岸まで行くレースなのだが、レアードはそれだけではハードさが足りないかのごとく、レース前に自宅のあるマリブから、レースがスタートするオーシャンサイドまでの200キロ弱をスタンドアップでこいでからレースに参加し、またレースが終わった後もニューヨークで自由の女神像のまわりを漕ぐと言う。波がなくたってだらだらして不平を言う時間なんて自分に作らないのだ。今のところ4人チームクラスの2位につけているが、まだまだ1位になる可能性は十分あるようだ。
彼以外のメンバーはRage Agaist the Machineのロックスター、Tim Commerford 、スタークオーターバックでその後トライアスロンで活躍していた Jason Winn、そして一番すごいのが76歳でありながら、あのレアードといつもつるんでトレーニングしたり、サーフィンやヘリスキーにいくスポーツチェーンのオーナー、ドン・ワイルドマン(この人のすごさはいつもうわさで聞いている、名前からしてワイルドマンだし、何より若手のプロアスリートでさえレアードについていけないのに、76歳で同じレベルで遊んだりトレーニングしちゃうんだから)

これをすることで自閉症を救うための組織やそのほかいろんな組織のために寄付を集め、また知識を広めることも目的のひとつにあるようだ。

それにしても一つすごいことに気づいたんだけど、あの巨大な体のレアードが皆で並んでいると普通に見える、ってことは皆レアードと同じくらい大きいってこと?それぞれ違う分野で活躍してるけど同じようなメンタリテイーをもち、プッシュしあえる仲間として一緒にいると楽しいんだろうな。

そんなことを痛い腰をもみながら寝転んで考えてる私、かなりルーザー気分。

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